SORA MADO
見上げれば誰の上にも「そら」がある。
季節の色に染まり、表情を変えていく「そら」を見上げる大きな「まど」を家の中心に配置し、外からの視線を気にしてカーテンで覆っていた窓たちを集めました。
「そら」に仕切りがないように、一度家の中に入れば、視線の仕切りのない家族の空間が広がります。
また空間を仕切って、要とを固定化した呼称をつけるのをやめてみました。すべての部屋は単なるスペースであり、住まい手がどんなことをする空間なのかを考えることが大切なのです。
今の子育て世代は、家族が一体となるコミュニケーションには敏感であり、遮音性よりも親子のつながりを大切にします。住まいにおける子供部屋のあり方も変える価値観があります。
モダンな空間よりも縁側や土間を求め、床座の生活を考えるなど、肌で自然さを感じる空間づくりに高い共感性をもっている彼らに、家と生活と自然との接点のあり方を実現しました。

